なぜFLAGを受講しようと思いましたか?
学生時代にファストファッションの闇を知ったことがきっかけで、途上国に興味を持つようになりました。大学ではアフリカ地域について学び、ケニアやラオスなど発展途上国で、インターンを経験しました。
インターン先のスタートアップ企業は、すごくパッションがあって知識やノウハウもあるけれど、資金やコネがないことで、成長スピードが遅い点をもったいないと感じていました。
また同時に、第三者の視点からでないと気がつかない魅力もあるな、とも思いました。
その魅力を第三者の視点で発信できたら、企業も、そこで働く人も、地域の人も幸せになる、将来そんなことに関わりたいと思い、そのためにグローバルスタンダードな考え方や、柔軟な視点を身に着け、新たな人脈を作りたいと考えていた時にFLAGを知りました。
FLAGの面白いところは募集対象が、「①ものづくり・地域コンテンツ分野」「②地域の魅力プロデュース分野」「③次世代を拓くスペシャリティ分野」と3つの分野にわかれているところです。
私の所属している①の分野では、普段③の分野の方々とはめったに出会うことができません。また、社外の気になる人に会いたいと思っても、大学時代ならフットワーク軽く連絡ができましたが、社会人になってからは難しいなと感じています。
選択肢として、ビジネススクールや大学院も候補にありましたが、同じようなタイプの人が集まりそうだというイメージがありました。
FLAGなら普段出会えない人と出会える、それが受講の最大の決め手でした。
そして実際に受講をしてみて、その点にはとても満足しています。
FLAGを受講して得られた気づきや学びは何ですか?
FLAGではグループワークの最初に、一緒に活動するメンバーが発表されます。グループメンバーは3つの分野の方々が集まっているので、新規事業を考えたり、事業計画を練ったりする時間がとても充実した時間になっています。
課題が出てきたとしても、その課題に対する考え方や、解決方法がみんな違うからです。例えば、先日グループで「和紙を使った新しいプロダクト」について話していた時に、デザイナーのメンバーから出た提案は、自分では絶対思いつかないアイデアでした。そういった多種多様なアイデアに毎回触れられることが、自身の学びにつながっています。
また授業では、木村先生のアカウンティングの講義が印象に残っています。
この授業のすごいところは「いつか実践できたらいいな」ではなく「今すぐできる!」というレベルまで理解できること。実践につながる説明やワークが、とても勉強になりました。
今私はauショップ向けの代理店営業をしていて、代理店の収支を見ながら、事業計画や販売計画を組み立てる業務をしています。もともとFLAGは将来のために、と思っていた部分もあったのですが、ビジネススキルの授業内容は今の業務にもすぐ活用できることがたくさんあるなと感じています。
今後のキャリアにおける思いや夢を教えてください
「国内外の独自の魅力を持つ事業者をつないで、新しい産業を作りたい」というゴールに向けてキャリアを積んでいきたいです。
これまではアイデア段階から事業を始める経験がなかったので、多種多様な意見をお互いに尊重しつつ話し合いを重ね、ゼロから新規事業をつくるグループワークに、難しさとやりがいを感じています。
今後はまず自社で、複数人のメンバーと新規事業のローンチまでを、実践したいと思っています。また自分で国内外の場所を巡ったり、多種多様な人との交流を続けたりすることで、第三者の視点だからこそ気がつく魅力を発掘していきたいです。
そして最終的には、企業・人・地域に寄り添った、魅力あふれる新しい産業をつ作り、リードしていく人材になりたいです。
FLAGを検討されている方へのメッセージをお願いします
私は北海道在住で、FLAGを受講するうえで受講料と交通費というかつてない自己投資額に一番悩みました。でも実際飛び込んでみて思うのはお金では買えない、人との出会いをつくることができたなと。本当に正解でした。
遠方からの参加のため、時間や体力を考えると最初はオンラインでも受講出来るとありがたいと思っていましたが、授業後に受講生同士で、講義内容やグループワークについて話す機会も多いので、今は対面で良かったと感じています。また今後、2期生、3期生とFLAGの輪が広がっていくことが楽しみです。
金額や距離で悩まれている方は、ぜひチャレンジしてほしいです。投資した以上のものが必ず返ってきます!